「便利なこと」ってやはりありがたいですよね。そしてそれを求めることは次なる進歩や発展に繋がります。だけど、めんどくさいことや無骨を楽しむことができたら、今まで以上に感謝の気持ちが湧くと思うんです。
と、いうことで今回のテーマは「焚火でご飯をたいてみよう!」でした~
いつかのつばえるもん06
焚火でご飯を美味しく炊く方法
何故わざわざ焚火でご飯を炊くのか?
外で食べるご飯は何でも美味しくなるので、白飯も炊けるようになっておこう~!って試してみました。
※今回が人生初の焚火でのご飯炊きでしたので、様々な方の意見を参考にして且つ複合してつばえるもん法として実行しました。
1.お米とお水の準備
お米はお肉やお魚と違って保存が効くのでどこにでも置いておけるので便利ですね。
つばえるもんは自宅焚火なので横で炊飯ジャーで炊けばいいのに・・・なんて頭をよぎりましたが、そこは冒頭にも書いたように「めんどくさい」を楽しむことができるかどうかがアウトドアやキャンプには大事なんです。・・・自宅での焚火もしかりです。
キャンプなど出先でご飯を炊く場合は無洗米などがあると簡単かもですね。今回は普通のお米を普通に研いで、普通に計量カップでお水の量を調整しました。・・・どこで「めんどくさい」を許容するかは人それぞれ。お米1合に対してお水は1~2割増し(簡単に200mlと覚えておいてもOK)今回は2合で挑戦します。
知らなかったんですが、お米を計る計量カップと普通の計量カップって違うんですね。
お米を計るものは1カップ=180ml(1合)なのに対して普通の計量カップは1カップ=200ml。間違って使ってお水の調整されてる方いませんか~?
2.お米を浸水させておく
美味しく炊くには炊く前にお水にしっかりつけておくことが必要です。季節によって30分~1時間。今回は都合上2時間浸かってました。普通の家庭でも一晩漬けてたりするから長いのは問題ないのかと。
ザババーっ
3.火加減
釜でご飯を炊いていた頃の言い伝えに「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな」 というものがあるんだそう。
はじめちょろちょろ・・・弱火でお米に給水をさせる目的
中ぱっぱ・・・一気に火力をあげる
赤子泣いても蓋とるな・・・蒸らす作業、この間温度は下げないほうが良いので蓋を開けちゃいけない
参考にさせてもらいました↓
ただ、これはあくまで釜炊きでの言い伝えなので、同じようにやると失敗します。季節や気温、水の温度、使う器具で微妙に変わってくるんだとか。デリケートなやつだ。
今回使うのは土鍋っぽいやつです!正体不明ながら保温力が高そうだという事で選ばれました。
今回は様々な情報を考慮して、
①多めに薪をくべ強火を作り(高さがあるので薪多めで)
②沸騰するまで火にかけ、5分
③ちょいちょい蓋を開けて確認
④お米をかき回す(ムラを減らすために)
⑤弱火で15分(薪を崩して調節)
⑥30分蒸らす
これでやってみました!開始です!
強火にセット!
淵からご飯がプクプク言ってます。
5分経ったので蓋を開けて中を確認。しっかり水分がとんでる。かき混ぜてムラをなくす。見た目は直ぐにでも食べれそうだったんですけど、つまみ食いしてみると中の方は芯がしっかり残っててこの状態ではまだ食べることができなかったです。
では薪を崩して火力を調節。15分弱火でいきました。
焚火から外して蒸しの段階に~30分放置!この間は蓋を取らないようにします!!!
その間におかずを調理です!ホッケぇ!!!
そして30分経ちましたので開けてみます!さあ、どうか????
じゃーん!!!ばばんっと!
美味しそう!!
お焦げ~
先ずはふりかけで食します!
美味い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふりかけってこんなにおいしかったっけ?!っていうぐらいご飯が美味しかったです(笑)
以前書いたように苦労した分・手間暇かけた分感動増し増しでした。
まとめ
たまたまかもしれませんが初めてにしては上手に炊けたと思います。
結論としては「なんとかなる!!」・・・は冗談でポイントは以下かなと
・しっかり浸水させておく
・沸騰したら一度蓋を開けてかき混ぜる
・蒸らす時に温度を下げないようにする(今後はここをもっと工夫)
こんなとこでしょうか。あくまで自宅焚火のつばえるもんでの方法でしたので状況環境によって変わってくると思います。まあなにかの参考になれば幸いです。