先日焚火(つばえるもん)で松ぼっくりを燃やしてみました。
本来は着火代わりに使うそうなのですが、「燃やすと綺麗だよ~」という話を聞いたので燃やしてみました。
その時の様子はこちらから
そしてその時に松ぼっくりに色々興味が湧いたのでもうちょっと詳しく調べてみることにしました。
1.そもそも、松ぼっくりとは?
普段はあんまり松ぼっくりについて意識して生活をしていないので、昔子供の頃によく見た気がするなーとは思いながらも、いざどこに行けばあるのかなるとわからないものです。
そもそも、松ぼっくりって何だ?って疑問も湧いてきます。
松ぼっくりっていうくらいだから松の木になるんでしょ?って思いますよね?
結論から言うとその通りです。
ただ一概に松の木と言っても松の種類は沢山あるみたいです。
松の種類
私たちが一般的に種類と見なしているものには厳密には様々な分類がされています。
例えば松も「まつ科」というものにあたり、その「まつ科」は大きく分けて9属に分けられます。
そして約200~250種ぐらいのものがあるそうです。
種は簡単に言うと子孫を残せるグループをまとめたもの。
また、子孫を残せたとしてもその子孫を残すことができないグループ。
その種を見ていくと似たものがあるよね~。まとめてみようか。
で、まとめたものが属になるんですね。
その属を見ていってまた似たようなものをまとめたものが科です。
もっと深く分類すると
種子植物門 の 裸子植物亜門 の 球果植物網 の球果植物目 の まつ科
と、いう具合になるんですね。
まぁ私たちが松って思っているものは まつ科 にあるものという認識で良さそうです。
日本で自生する松
そして実際に日本に自生しているものは
マツ属6種、モミ属5種、ツガ属2種、トガサワラ属1種、カラマツ属1種
と、なっています。
原産国は日本ではないものも分布しているものもあるようです。
身近な庭園、公園、ガーデニング、門松、盆栽等で聞いたり見かけたりするものは、
アカマツ、クロマツ、ゴヨウマツ、ヒメコマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ヤクタネゴヨウ、チョウセンゴヨウ、
トドマツ、エゾマツ、カラマツ、といったところだそうです。
そして、子孫を残すためにそれぞれが種子をつくるための器官、それが松ぼっくりです。
「松かさ」とも呼び、植物学では「球果」といいます。
それぞれの種類で形や大きさや色の異なる松ぼっくりを作ります。
今後、色々な松ぼっくりを拾ったら何の種類なのかが気になりますね。
ただ、まつ科以外にも松ぼっくりがあるので話が面白くなってくるわけです。
まつ科以外の松ぼっくり
マツ科以外の針葉樹でも
ヒノキ、スギ、コウヤマキ、メタセコイアなどは松ぼっくりに準じる硬い球果をつくります。
松ぼっくりは、もともと枝の変形で、一枚一枚の鱗片(種鱗ともいう)は葉が変化したものなんだそうです。
松ぼっくりっぽいものを拾った時、
それはマツ科のぼっくりではないかもしれないというロマンがそこに発生するわけです。
でも、難しい分類を頭に入れておかなくても、可愛かったら良いですよね。
最近はメルカリなどでも取引されてますが色々な用途に松ぼっくりは利用されているようです。
これは何の種類だったんだろう・・・(^^)
2.松ぼっくりが拾える時期
じゃあそんな松ぼっくりはいつ、どんな時期に拾えるの?
ということが気になってきます。
色々調べてみると秋から冬にかけて多くのもので松ぼっくりができるそうです。
ただいつ落ちてくるのか? はわからないんだそうです。
例えば松ぼっくりができても数年間落ちてこないものもあるんだとか。
でも逆を言えば、一年中拾えることができる ということになりそうです。
特に風の強い日(翌日)ねらい目になってきます。
3.どこで拾えるのか?
冒頭にも書きましたが、松の木の下です(笑)
当たり前の話ですが、全国お住いの環境によって松がある場所はそれぞれ違うと思います。
普段から松がありそうなところ(神社、お城、公園)をチェックしておくことが大切ですね。
松ぼっくりを探してウロウロしてたらこんなに大きな松ぼっくりも拾えました(/・ω・)/
調べてみるとこれは大王松(ダイオウショウ)という種の松ぼっくりだそうです。
大王松(ダイオウショウ)
見つけたときはテンションが上がってしまいました。
今までこんな大きな松ぼっくりに出会ったことがなかったので!
ただ調べてみたら松ぼっくり業界では有名なものだそうですね。
大きさで言ったら世界一!!
メルカリでも取引がされていました(1000円前後)
これは商売になるんじゃないか なんて(^^)
でも普段から松を気にしてウォーキングやお出かけをしてみると
こんな大きな松ぼっくりをゲットできちゃうかもしれませんね。
是非探してみてください!!!